
AviUtlを簡単インストール!AviUtl Package Managerの使い方ガイド
AviUtlの導入方法のページで解説していますが、AviUtlの導入って結構手間です。
しかしAviUtl Package Managerを使えば、動画編集に必要な環境がボタンポチッで簡単に構築することができるんです!
この記事ではAviUtl Package Managerを用いたAviUtlのインストールや、プラグイン・スクリプトの更新方法を解説しています。
- 1. AviUtl Package Managerの使い方:AviUtl初回導入時
- 2. AviUtl Package Managerの使い方:プラグイン・スクリプト更新時
- 3. AviUtl Package Managerはイチから環境を構築する場合におすすめ!
AviUtl Package Managerの使い方:AviUtl初回導入時
Step1. AviUtl Package Managerをダウンロード
AviUtl Package Managerのページにアクセスし、ダウンロード (exe, for Windows)をクリック、exeファイルを保存します。
Step2. AviUtl Package Managerを起動
ダウンロードしたAviUtl Package Managerのexeファイルをダブルクリックして起動します。
「Windows によって PC が保護されました」というメッセージが表示された場合は
- 詳細情報をクリックしてから
- 実行をクリック
すると起動することができます。
Step3. AviUtlインストールフォルダを選択
初期値は現在のログインユーザーフォルダ直下にaivutlというフォルダが作られるようになっていますが、これをCドライブ直下に変更しましょう。
AviUtlインストールフォルダを選択をクリックし、Cドライブを表示させて新しいフォルダーをクリック。
新しいフォルダが生成されるのでaviutlに名前を変更し、右下のフォルダーの選択をクリックすると
インストールフォルダにC:\aviutlがセットされます。
Step4. AviUtl本体と拡張編集をインストール
これからAviUtlのインストールに入りますが、一番下のおすすめセットは個人的におすすめじゃないので、1つ1つ個別に入れていきます。
AviUtl本体
▼をクリックし、バージョン1.10を選択します。(選択するだけでインストールされます)
拡張編集
▼をクリックし、バージョン0.92を選択します。(選択するだけでインストールされます)
Step.5 入力プラグインをインストール
続いてはプラグイン&スクリプトタブに移動します。
L-SMASH Works Mr-Ojii(オリジナル:VFR-maniac)
左側メニューのプラグイン入力カテゴリをクリックして、L-SMASH Worksを探します。L-SMASH Worksはいくつか種類がありますが、今回インストールするのはMr-Ojiiさんのものです。
L-SMASH Works Mr-Ojii(オリジナル:VFR-maniac)を選択してインストールをクリックすると
ダウンロードページが開きますので、説明欄で「AviUtl用には○○.zipをダウンロードすることをお勧めします。」と推奨されている通りのファイルをクリックし、インストールを完了させます。
例えば画像の時点ではL-SMASH-Works_revXXXX_Mr-Ojii_Mr-Ojii.zip(XXXXはバージョン)とありますが、2024年12月現在ではL-SMASH-Works_rXXXX_Mr-Ojii_vimeo.zip(XXXXはバージョン)が推奨されています。
InputPipePlugin amate
同じく入力カテゴリからInputPipePluginを選択してインストールをクリック。
InputPipePlugin_X.X.zip(X.Xはバージョン)をクリックすると、インストールが完了します。
Step6. 出力プラグインをインストール
次はプラグインの出力カテゴリに移ります。
x264guiEx rigaya
x264guiExを選択してインストールをクリック。
x264guiEx_X.XX.zip(X.XXはバージョン)をクリックすると、インストールが完了します。
Step7. 言語プラグインをインストール
次はプラグインの言語カテゴリに移ります。
patch.aul 謎の生物(オリジナル:ePi)
謎の生物さんのpatch.aulを選択してインストールをクリック。
patch.aul_r43_ss_XX.zip(XXはバージョン)をクリックすると、インストールが完了します。
patch.aulの実行にはVisual C++ 再頒布可能パッケージ 2015-2022 X86が必要です。
これはAviUtl Package Managerからインストールできないので、上記リンクよりMicrosoftのページにアクセスして
「Visual Studio 2015、2017、2019、および 2022」の項目にあるX86のリンクからダウンロードし、画面に従ってインストールを行ってください。
Step8. AviUtlの設定変更
これで必要最低限のプラグインのインストールが完了しました。
あとはAviUtlの導入方法のページの「AviUtlの設定変更」以降のセクションを参考に、各種設定を完了してください。
AviUtl Package Managerの使い方:プラグイン・スクリプト更新時
プラグインやスクリプトに更新があった際は画面のように「更新が利用可能です」とお知らせしてくれます。
インストールと同じようにプラグイン/スクリプトを選択して更新をクリックし、開いたダウンロードページから最新版を入手してください。(プラグイン/スクリプトによってはダウンロードページが開かずに更新が完了する場合もあります)
AviUtl Package Managerはイチから環境を構築する場合におすすめ!
今までは「複数のサイトからダウンロードして、zipファイルを解凍して、中身を指定のフォルダに移動して…」という流れのため導入のハードルが高く、人によっては1時間以上かかる作業でした。
また、プラグインやスクリプトの更新も自発的に情報を取りにいかないと、いつまでもバグがある古いバージョンのまま…なんてことも。
でもAviUtl Package Managerを用いればそんな悩みとはオサラバです。
これからAviUtlを始める人や環境を構築し直す人には、とってもおすすめのソフトウェアですよ!
既にAviUtlを導入している場合は、こんな感じで手動で追加されたファイルとして羅列されます。
ですので、プラグイン・スクリプトの更新情報を取得したい場合はAviUtl Package Manager経由で再インストールする必要があります。
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