結婚式の節約OKポイント・NGポイントを徹底解説! 契約後でも費用を抑える方法まとめ
結婚式は、とにかくお金がかかります!
最初の見積もりから20、30万円アップは当たり前。100万円近くアップする人も珍しくはありません。
結婚式の情報サイトにはよく
なんて書いてありますが、節約を本当に意識するのって結婚式場を決めてからじゃないですか?
みんなのウェディングのアンケート結果によると、結婚式場を決定する際もっとも重視したポイントは「会場の雰囲気」が最多で34.7%。
コストパフォーマンスに重点を置いている方は15.2%です。
気に入った雰囲気の会場があったら、とんでもなくお値段が高くない限りそこで式を挙げたいですよね!
とりあえず見積もりを出してもらって、そのままあれよあれよと契約まで進んでしまう方も多いはず。
そんな、結婚式場を決めた後のあなたでも大丈夫!
契約後でも節約できるポイントと、節約できるけどしてはいけないポイントをご紹介します。
契約後でも出来る結婚式費用の節約方法:OKなポイント
挙式スタイルを人前式にする
節約度: (5万~10万円の節約)
チャペルがある結婚式場では、挙式スタイルを教会式(キリスト教式)か人前式かを選べることがほとんど。
教会式は牧師さんと聖歌隊数名が必要なので、そのぶん人件費がかかります。
そのため、両家に特にこだわりがなければ人前式がおすすめ。
と不安になるかもしれませんが、ある程度の流れは結婚式場から提示されます。1から考えなくて大丈夫ですので安心してください。
教会式との大きな相違点は
- 讃美歌歌わない
- オリジナルの誓いの言葉を考え、発表する
この2点です。
牧師さんの代わりに司会の方がいますので、進行はプロにおまかせです。
特に難しいことはない上に、大きな節約になります。
ウェルカムボードを自作する
節約度: (3千~1万円の節約)
会場入り口でゲストをお迎えするウェルカムボード。
特に決まった形式はないため、お2人らしさを存分に発揮できる演出の1つです。
なので、ウェルカムボードは既製品やセミオーダー品ではなく、オリジナリティあふれる作品を飾ることをおすすめします!
自分たちで作ることによって、通販や結婚式場で購入するより1万円近く節約できる場合も。
デザインに自信がない人でも大丈夫!
当ブログ(節約ウェディング)では、簡単・オシャレ・格安の三拍子が揃ったウェルカムボードの作り方を解説しています。
結婚証明書を自作する
節約度: (3千~8千円の節約)
挙式スタイルを人前式にした場合、結婚証明書が必要になります。(演出によっては必要なくなりますが)
2人で考えた結婚への誓いを言葉だけで終わらせず、直筆のサインを記入して形として残しておくものです。
ゲストの前で読み上げ、サインし、承認を貰うことで2人が夫婦として認められたことになります。(法的な効力はありません)
そんな結婚証明書ですが、手作りすれば節約になることはもちろん、誓いの言葉の修正がききやすいのがメリット。
また、ウェルカムボード同様 決まった形式がないため、自分の好みのデザインで作成することができますよ。
招待状・席次表・席札等のペーパーアイテムは自作か外注
節約度: (2万~3万円の節約)
一番最初にこの作成から始める人も多いのではないでしょうか。結婚式の節約の大定番、ペーパーアイテム。
様々なデザインのキットが通販で格安入手できますので、パソコンとプリンタがあれば自宅で簡単に作れるお手軽さがあります。
でも
という方や
という方には、ファヴォリクラウドという外注業者をおすすめしています。
芳名帳を通販する
節約度: (1千~3千円の節約)
結婚式場で芳名帳を購入すると5千円はかかります。
前述のペーパーアイテムやウェルカムボード、結婚証明書と同じデザインのものを自作すれば、統一感が生まれますよ。
もちろん、格安の芳名帳を通販で購入しても節約になります。
ブーケを持ち込む
節約度: (1万~3万円の節約)
花嫁に欠かせないブーケ。終わったらプリザーブドに加工する予定があるなら、最初からプリザーブドのブーケを購入した方がお得なんです!
ブーケはプランに含まれていることが多いですが、生花をプリザーブド加工すると3万円は平気でかかりますので、あえてプランのブーケは使わないのも一つの節約術です。
生花のブーケをプリザーブド加工すると、色味が変わってしまったり花の痛みもくっきり残るので、そういった意味でもプリザーブドブーケの持ち込みはおすすめです。
もしくは、プラン内のブーケはトス用にしてもらい、ウェディングブーケはプリザーブドを持ち込むのも手。
これは結婚式場がブーケを持ち込み可にしているかどうかが節約できる運命の分かれ道。ぜひ一度確認してみてください。
ウェディングケーキ周りの装花は抑えめにする
節約度: (1千~5千円の節約)
はっきり言いますと、ゲストはケーキを撮るのに夢中で引きの写真なんて誰も撮っちゃいません…。
もちろん、周りになにも無いのは寂しいのである程度は必要ですが。
ケーキ台はずっと置いてあるものでもないので、ケーキ周りの装花はあまりお金をかけなくてOK。
ゲストが撮っていなくても式場カメラマンは花を含めたケーキの写真を撮っていますので、写真にしたときに後悔しない程度に飾りましょう。
披露宴のテーマにもよりますが、グリーンを多めにすることでコストが抑えられます。
こればかりはフラワーコーディネーターとの相談になりますので、画像検索で自分の思い描く理想に近い画像を提示して、実際のコストとの差を詰めていってください。
オープニング・プロフィール・エンドロール等のムービーを自作する
節約度: (5万~30万円の節約)
オープニングムービーやプロフィールムービー、エンドロールは結婚式で大人気の演出。
全て結婚式場にお願いすると、20万円はくだりません。
時間に余裕がある方は、ぜひ自作にチャレンジしてみましょう。有償ソフトを使わなくても、クオリティの高い作品を作ることは可能です。
節約ウェディングでは実際に作成した経験を元に、一から作成する手順や、つまずきやすいポイントを解説しています。
フォトアルバムは外注して節約
節約度: (5万~10万円の節約)
結婚式の写真は、データでもらうことをおすすめします!
結婚式場でアルバムを作成してもらうと写真の選定から配置まで全てやってくれるので楽なのですが、当然ながらその分の料金が発生します。
データだけ買い取れば、あとは自分の好きなように出来るのが最大のポイント。
お気に入りの写真だけ集めたアルバムを作成したり、みんなで撮った集合写真を焼き増しして配ったり、年賀状や挨拶状に使うことだって自由です。
データを買取+アルバムは外注で5万~10万円の節約になりますよ。
写真・アルバムで後悔しないための3箇条もあわせてどうぞ。
新郎新婦の料理の品数を減らす
節約度: (2万~3万円の節約)
新郎新婦のもとにゲストが入れ替わり立ち代わり来ますし、落ち着いたと思ったらすぐ次の演出…なんて状態で、披露宴の最中はとにかく忙しいです!
衛生面がどんどん厳しくなっている昨今、終わった後に残った料理をゆっくり食べることができない結婚式場も…。
と意気込んでも実際難しいんです、本当に。
その場合は料理代が無駄になってしまいます。食べないものに約1.5万円×2人分も出せませんよね。
お金もそうですが、食材も勿体ないことこの上ない。
まるっきり無し、というのはゲストに違和感を与えてしまいますので、前菜+メインの2皿のみに減らすことを検討してみてください。
結婚式の節約OKポイント・対費用効果と難易度一覧
結婚式の節約OKポイントの対費用効果と難易度を難易度をまとめた図です。
緑色の部分は簡単に出来て節約効果が大きい項目なので、出来る限り推し進めたいですね。
ちなみに難易度は高いですが効果が非常に大きいのがウェディングムービーです。
今はスマホでも作れるので、普段から動画を作ってる人にはそれほど難しくはないのかもしれませんが、DVDには焼いたことがない人は多いのでは?
自作ムービーの一連の流れを下記のページで解説してますので、一度ご覧になってみてください。
結婚式費用の節約方法:NGなポイント
料理・ドリンクはお金をかけて!
とにかく料理とドリンクだけは絶対ケチってはダメ! むしろグレードアップしてください!
ゲストは料理を楽しみに来ていると言っても過言ではありません。(もちろんお2人の晴れ姿も楽しみなのですが!)
料理がしょぼいと、それだけで結婚式の印象が悪くなってしまいます。
それでも、どうしても料理で節約したい! とご希望の方はコース全体のグレードを下げるのではなく、コースの中の1品だけグレードを下げる、という交渉をしてみてください。
おすすめはスープ。メイン料理はやってはダメ、絶対。
また、ドリンクメニューに是非とも入れて欲しいのがノンアルコールドリンク。
グレードが一番下のメニューには入ってないことが多いです。
全員が全員お酒が飲めるわけでもないですし、車で来られるゲストもいます。
そんな方たちも楽しめるドリンクが、種類が豊富だと良いですね。
お車代・宿泊代・スピーチや受付のお礼は絶対ケチってはダメ!
ゲストに包むお金をケチると、結婚式の話題が出るたび裏でネタにされますよ!
大切な友人なら友達止めるレベルではありませんが、関係にヒビが入りかねません。
職場関係だと社内の恰好の噂になります。何はともあれ受け取る側はモヤッとするのは確実。
ちなみに私は、県外からのゲストにはお車代として交通費全額にあたるお金を包んだら、全員から
とクレームが入りました。全額包んでも気を遣わせてしまうようです。適度って難しいですね…。
交通費は8割を目安に渡しましょう。
節約は状況に応じて:グレーなポイント
裏技:引き出物は賢く節約!
引き出物はケチるのではなく、賢く節約すべきところです。品数を減らしたりグレードを下げるなんてもってのほか。
品数・グレードは維持したままで節約する方法を次のページで紹介しています。
引き出物におすすめなのがカタログギフト。ソムリエ@ギフトなら安くて高品質なものが手に入ります。
衣装小物は可能な限り持ち込む
ブライダルインナーは買い取りです。結婚式場によってはベール、グローブも買い取りの場合が。
ブライダルインナーは通販で1/3の値段のものが買えますし、ベールもネットで様々な種類ものが格安で販売されています。
グローブは、つけている時間が短いので思い切ってナシにするという手も。
ティアラやベールは、先に式を挙げた友人に持ってるか聞いてみてもいいですね。
またはメルカリなどのフリマアプリで、一度だけ使用したものを出品している卒花さんが大勢いるので、抵抗がなければ探してみるのもアリです。
関東近郊にお住まいの方は、ぜひ横浜にあるDRESSY ROOMに足を運んでみてください。
DRESSY ROOMはドレスやアクセサリーの試着ができる体験型相談カウンターなんです。
また、特定の日には「ウェディング初体験フェス」というイベントが開催されていて、参加するだけで無料で色々貰えちゃいます。
詳しくはウェディング初体験フェスのページにて。
演出は本当にやりたいことだけに絞る
人とは違うオリジナリティ溢れる結婚式にしたい! と考える方も多いはず。
でも、全く同じ結婚式なんてひとつも存在しません。
無理にイベントを作らなくても、お2人の結婚式は世界に一つだけ。とっても価値があるものなんです。
というわけで、一生懸命準備して、凝った演出を行わなくても大丈夫。
その分の時間を歓談にあて、せっかく来ていただいたゲストとゆっくりお話することもおもてなしです。
私もフォトラウンドしただけでその他の演出・余興はゼロでした。ケーキカットくらい。
それでも「もっとみんなと話したかった!」と後悔しています。
結婚式場への契約後の値下げ交渉術
それでも「予算とやりたいことがマッチしない… 」とお困りの方は、プランナーさんに相談してみましょう。
しかし、ただ単に「これを安くしてください!」とお願いしても上手くいく可能性は低いです。
だってもう契約をしていて、よほどのことがない限りその結婚式場で挙げるんですから。純粋な値下げ交渉は式場側は損するだけになります。
ポイントは「結婚式場側にもメリットがあるような交渉をすること」そして「自分たちで努力したけど叶わなかった旨を伝えること」です。
具体的に言うと
という感じで、何かを追加する代わりに何かを下げて欲しい、という交渉をしてみてください。
この方法だと結果的にお値段はアップしますが、交渉をせずに追加するより交渉をしつつ追加をした方が、値段の上がり幅が抑えられるのはお分かりの通りです。
プランナーさん権限で値引きできるものもあれば、上司の承認がないと値引きできないものもあります。
頑張っている人は応援したくなりますよね。
後者への交渉はプランナーさんが行うため、まずプランナーさんの心を掴みましょう。
結果的に結婚式場が得するような案であれば上司承認も得られやすいです。
また、腰を低くお願いするのもポイント。
プランナーさんも人です。高圧的にこられたり、あれもこれも値引き依頼をされたら疲弊してしまいます。
一緒に式を作り上げるパートナー。出来るだけ良好な関係でいたいものです。
結婚式場契約後の費用節約方法 ポイントまとめ
- 挙式スタイルを人前式にする
- 持ち込み料が発生しないアイテムは手作り or 外部で発注
- プリザーブドフラワーのブーケにする
- ウェディングケーキ周りの装花は気合を入れすぎない
- 写真はデータのみ買い取る
- 新郎新婦の料理の品数を減らす
- 結婚式場への値引きは追加演出やランクアップ案を出しつつ依頼する
- 【絶対条件】ゲストに影響がない範囲で節約する!
いかがでしたでしょうか。
全体の金額が大きすぎて感覚がマヒしがちですが、数千円・数万円でも節約出来れば今後の生活費や新婚旅行代に充てられて楽になりますよね。
契約後でも諦めずに色々と節約を検討してみてください!
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