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ワクワク感アップ! シンプルなカウントダウンの作成方法【AviUtl】

2021-04-11ムービー

入場前やムービー開始直前。ざわつく会場もムービーが始まれば、自然とそちらに集中します。

すぐに始まってもいいですが、カウントダウンを挟んでワクワク感をアップさせましょう。

このページではAviUtlでカウントダウン(5秒前)を作成する方法を解説していきます。シンプルなものを2種類です。

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円を活用したカウントダウンの作り方

サンプルムービーです。

シンプルなカウントダウン 円のサンプルムービー

Step1. 図形オブジェクトでベースの円を配置する

ベースとなる円を配置

タイムライン上で右クリックメディアオブジェクトの追加図形を追加。

図形の種類を円にして、サイズやライン幅はお好みで。

タイムラインでオブジェクトの長さを変更

タイムラインの図形オブジェクトを右クリック長さの変更で時間を調整します。

今回は5秒前カウントダウンなので秒数指定で5を入力。

 

以下、設定ダイアログの設定項目です。フィルタ効果は設定順に並んでます。(省略している項目はデフォルトの数値)

  • 標準描画
    • サイズ:300
    • ライン幅:30
    • 図形の種類:円
    • 色の設定:RGB( 164, 158, 148 )

 

Step2. 図形オブジェクトで時間経過で消える円を配置する

時間経過で消える円を配置

Step1. のオブジェクトを下のレイヤーにコピーします。

このオブジェクトは1秒ごとに円を消したいので、図形オブジェクトを右クリック長さの変更で時間を1秒に変更します。

 

時間経過で消える円は、外部スクリプトであるrikkyさんの扇クリッピングRを使います。

導入がまだの方は「AviUtlのおすすめスクリプトと追加方法」を参考に導入してくださいね。

  • 標準描画
    • 色の設定:RGB( 255, 255, 255 )
  • アニメーション効果(扇クリッピングR
    • 基準角:90.0
    • 拡張角:0.0→360.0(直線移動)

 

消える円のオブジェクトを5個配置

そしてそれを4つコピー。合計5つのオブジェクトを配置します。

 

Step3. テキストオブジェクトでカウントダウンの数字を配置する

中央にカウントダウンの数字を配置

テキストオブジェクトを用いて、数字ごとにオブジェクトを作成すれば完了です。

Step2. 同様、オブジェクトを右クリック長さの変更で時間を1秒にしてくださいね。

 

線(四角)を活用したカウントダウンの作り方

サンプルムービーです。

シンプルなカウントダウン・線のサンプルムービー

 

Step1. 図形オブジェクトでベースの円を配置する

ベースとなる円を配置

タイムライン上で右クリックメディアオブジェクトの追加図形を追加。

図形の種類を円にして、サイズはお好みで。ライン幅は細めがおすすめ。

  • 標準描画
    • サイズ:300
    • ライン幅:1
    • 図形の種類:円
    • 色の設定:RGB( 255, 255, 255 )

 

タイムラインでオブジェクトの長さを変更

タイムラインの図形オブジェクトを右クリック長さの変更で時間を調整します。

今回は5秒前カウントダウンなので秒数指定で5を入力。

 

Step2. 図形オブジェクトで縦横の線を配置する

図形オブジェクトで横線を配置

続いて横にまっすぐな線をひきます。

図形オブジェクトの四角形を、縦横比とライン幅を調整して、線に見せるテクニックです。

  • 標準描画
    • サイズ:720(動画サイズ720×480の場合)
    • 縦横比:-99.8
    • ライン幅:1
    • 図形の種類:四角形
    • 色の設定:RGB( 255, 255, 255 )

図形オブジェクトで縦線を配置

下のレイヤーにコピーして、90度回転させると縦の線になります。

  • 標準描画
    • 回転:90
    • サイズ:720(動画サイズ720×480の場合)
    • 縦横比:-99.8
    • ライン幅:1
    • 図形の種類:四角形
    • 色の設定:RGB( 255, 255, 255 )

 

Step3. 図形オブジェクトで動く線を配置する

中央を支点に回転する線を配置

Step2. の縦線を下のレイヤーにコピー。

サイズがそのままだと斜めになったときに途切れてしまうので、1000に変更します。

更にクリッピングで中心が支点となるようにし、Z軸の回転で直線移動。

  • 標準描画
    • 回転:90
    • サイズ:1000(動画サイズ720×480の場合)
    • 縦横比:-99.8
    • ライン幅:1
    • 図形の種類:四角形
    • 色の設定:RGB( 255, 255, 255 )
  • クリッピング
    • 右:500(標準描画のサイズの半分の数値になるように)
  • 回転
    • Z:0.00→360.00(直線移動)

オブジェクトは1秒ごとにぐるっと一周させたいので、図形オブジェクトを右クリック長さの変更で時間を1秒に変更します。

動く線のオブジェクトを5個配置

そしてそれを4つコピー。合計5つのオブジェクトを配置します。

 

Step4. テキストオブジェクトでカウントダウンの数字を配置する

中央にカウントダウンの数字を配置する

テキストオブジェクトを用いて、数字ごとにオブジェクトを作成すれば完了です。

Step3. 同様、オブジェクトを右クリック長さの変更で時間を1秒にしてくださいね。

 

AviUtl標準 カスタムオブジェクトのカウンターを使用しない理由

AviUtl標準のカスタムオブジェクトに、カウンターというものがあります。

名前の通りカウントダウンやカウントアップできるのですが、5秒のカウントダウンで使ってみたのが下のサンプルムービーです。

カスタムオブジェクトのカウンターを使用した例

初期値を5、終点を0(直線移動)に変化させました。

0でも1秒表示されてしまう結果に。それはおかしい。

 

カスタムオブジェクトのカウンターを使用した例:その2

でも、初期値を6にして終点を1(直線移動)にしてもおかしいんですよね。

始まりに一瞬だけ6という数字が表示されるんです。

だからといって、初期値を5.9にすると円との表示がズレる始末…。

 

なので少し手間ですが、カウントダウンの数字部分はテキストオブジェクトを1つ1つ配置しましょう。

 

おすすめスクリプト:セピアノイズでフィルム風にする

さつきさんのスクリプトにセピアノイズというものがあります。

難しい設定は必要なく、初期値のままで良い感じのムービーになるのでおすすめです。

セピアノイズのサンプルムービー:その1

セピアノイズのサンプルムービー:その2

 

 

動画制作については、まとめページをどうぞ。

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