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オシャレで読みやすい動画の字幕(テロップ)の作成方法【AviUtl】

2021-01-11ムービー

花嫁
花嫁
ウェディングムービーに字幕(テロップ)を入れてみたけど、何かイマイチ…オシャレな字幕にしたい! もちろん読みやすく!

字幕(テロップ)は読みやすさが第一と言っても過言ではありません。

でもせっかくのウェディングムービー、オシャレにもしたいですよね。

このページでは、オシャレで読みやすい字幕(テロップ)の作成方法を解説しています。

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字幕(テロップ)の読みやすさは背景との差が大切

オシャレを追求する前に、字幕(テロップ)においてとっても大切なことがあります。

それは読みやすさ

 

読みにくい字幕の例

ウェディングムービーでは多くの写真を使います。写真は単一色でないため、使用する色によっては可読性が低くなることも。

また、背景と同化しないように差別化したからといってOKではありません。色の選択を間違えると究極にダサくなります。

 

原色や鮮やかな色は避けた方がベター

花婿
花婿
色んな年代の方が見るから、ムービーの字幕ははっきり・くっきり・目立つようにしよう!

と思って、字幕の色を原色にしようとしていませんか?

デザイン全般に言えることですが、原色・鮮やかな色の使用は本気でおすすめしません。ダサい以外にも明確な理由があるんです。

使用するのを避けた方がいい色

背景との差別化は一旦置いておいて、上の画像をご覧いただければ分かるかと思います。

鮮やかな色は目が痛いというデメリットを、今まさに体感されているのではないでしょうか。

色彩については、伝わるデザインのページが分かりやすいのでそちらをどうぞ。

プレゼンテーション用のアドバイスですが、ウェディングムービーやウェルカムボードを自作する方なら参考になりますよ。

そもそもAviUtlのカラーパレットはダサい色ばかりなので使用をおすすめしません。

 

結婚式にテーマカラーがあるのなら、それに調和するような色を選ぶといいですね!

ColorSpaceは色を指定するとその色に合う色を提案してくれる素晴らしいツールです。

 

次のセクションでは、これを踏まえて具体的にどうやったら読みやすくてオシャレな字幕になるのか。AviUtlでの手順を解説します。

オシャレな字幕(テロップ)具体例とAviUtlでの作成方法

文字を縁取る

Aviutl・文字の縁取りの例

まず簡単に読みやすく出来るのは、文字を縁取る方法。

AviUtlでテキストを縁取る方法

AviUtlではテキストオブジェクトの設定ダイアログから選択するだけで、簡単に縁取り文字が作成できます。

縁取り文字(細)の例

が、線の太さが2種類しか選べない上に、(細)でも若干太めなので、野暮ったい印象になってしまいます。

 

フィルタ効果で縁取りをした例

それを解消するのがフィルタ効果の縁取り。設定ダイアログの+ボタン縁取りで追加でき、好きな太さに変更可能です。

とみー
とみー
個人的にはフィルタ効果の縁取りの方がおすすめ! しかし2つのデメリットがあります。
  • 縁取りの角のところがカクカクする
  • 細すぎる縁取りはちょっと見づらい
角のカクカクは外部スクリプトの縁取りT、細い縁取りは後述の影や帯と組み合わせることで解決できます。細い縁取りはシンプルめな背景の時に使うとスッキリしてオシャレ。

 

フィルタ効果の縁取りと縁取りTの違い

上の画像が、フィルタ効果の縁取りと外部スクリプトの縁取りTを比較した画像です。縁取りTの方が角の縁取りがなめらかになっていますね。

細い縁取りだと違いが分かりにくいですが、細部にこだわる方には縁取りTをおすすめします。

 

影をつける

Aviutl・文字にシャドーフィルタを追加した例

影をつけると文字が浮き上がって見えて背景と差別化することができます。

影の付け方は主に2パターンあるが、シャドーの方がおすすめ

テキストオブジェクトの影付き文字でも影はつけられますが、+ボタンシャドーで作った影の方が適度にぼかしが効くのでオシャレになります。

 

単色背景やぼかした背景をつける

Aviutl・文字の後ろに帯を追加した例

字幕の後ろに半透明の帯をつけると、細い線があるフォントでも視認性が高まります。

図形オブジェクトを半透明にするには透明度を下げる

文字より上のレイヤー(数字が小さいレイヤー)に図形オブジェクトを配置し、透明度を下げてサイズや縦横比で形を整えるだけでOK。

 

ぼかしたフレームバッファを後ろに置いた画像サンプル

文字の後ろにぼかしたフレームバッファを置く+文字にちょっとシャドーをかけると、背景に色が付いていないためどんな写真でもなじみやすく、かつ文字も読みやすいテロップが作成できます。

強調したい文字だけ大きくしたり色を変えたりするのもおすすめ!

制御文字を活用したテキストオブジェクトのサンプル

テキストオブジェクトの基本的な使い方のページで解説していますが、AviUtlでは1つのテキストオブジェクトの中で1文字だけ大きくしたり色を変えたりといったことが出来ます。

ぜひ試してみてください。

 

オシャレで読みやすい字幕(テロップ)は、動きも大切

写真と字幕が、ただただ流れるだけのムービーは単調になりがち。

外部スクリプトを活用して、要所要所で動きをつけることでオシャレさがアップしますよ。

AviUtl