
オシャレで読みやすい動画の字幕(テロップ)の作成方法【AviUtl】

字幕(テロップ)は読みやすさが第一と言っても過言ではありません。
でもせっかくのウェディングムービー、オシャレにもしたいですよね。
このページでは、オシャレで読みやすい字幕(テロップ)の作成方法を解説しています。
字幕(テロップ)の読みやすさは背景との差が大切
オシャレを追求する前に、字幕(テロップ)においてとっても大切なことがあります。
それは読みやすさ。
ウェディングムービーでは多くの写真を使います。写真は単一色でないため、使用する色によっては可読性が低くなることも。
また、背景と同化しないように差別化したからといってOKではありません。色の選択を間違えると究極にダサくなります。
原色や鮮やかな色は避けた方がベター

と思って、字幕の色を原色にしようとしていませんか?
デザイン全般に言えることですが、原色・鮮やかな色の使用は本気でおすすめしません。ダサい以外にも明確な理由があるんです。
背景との差別化は一旦置いておいて、上の画像をご覧いただければ分かるかと思います。
鮮やかな色は目が痛いというデメリットを、今まさに体感されているのではないでしょうか。
色彩については、伝わるデザインのページが分かりやすいのでそちらをどうぞ。
プレゼンテーション用のアドバイスですが、ウェディングムービーやウェルカムボードを自作する方なら参考になりますよ。
結婚式にテーマカラーがあるのなら、それに調和するような色を選ぶといいですね!
ColorSpaceは色を指定するとその色に合う色を提案してくれる素晴らしいツールです。
次のセクションでは、これを踏まえて具体的にどうやったら読みやすくてオシャレな字幕になるのか。AviUtlでの手順を解説します。
オシャレな字幕(テロップ)具体例とAviUtlでの作成方法
文字を縁取る
まず簡単に読みやすく出来るのは、文字を縁取る方法。
AviUtlではテキストオブジェクトの設定ダイアログから選択するだけで、簡単に縁取り文字が作成できます。
が、線の太さが2種類しか選べない上に、(細)でも若干太めなので、野暮ったい印象になってしまいます。
それを解消するのがフィルタ効果の縁取り。設定ダイアログの
で追加でき、好きな太さに変更可能です。
- 縁取りの角のところがカクカクする
- 細すぎる縁取りはちょっと見づらい
上の画像が、フィルタ効果の縁取りと外部スクリプトの縁取りTを比較した画像です。縁取りTの方が角の縁取りがなめらかになっていますね。
細い縁取りだと違いが分かりにくいですが、細部にこだわる方には縁取りTをおすすめします。
影をつける
影をつけると文字が浮き上がって見えて背景と差別化することができます。
テキストオブジェクトの影付き文字でも影はつけられますが、
で作った影の方が適度にぼかしが効くのでオシャレになります。
単色背景やぼかした背景をつける
字幕の後ろに半透明の帯をつけると、細い線があるフォントでも視認性が高まります。
文字より上のレイヤー(数字が小さいレイヤー)に図形オブジェクトを配置し、透明度を下げてサイズや縦横比で形を整えるだけでOK。
文字の後ろにぼかしたフレームバッファを置く+文字にちょっとシャドーをかけると、背景に色が付いていないためどんな写真でもなじみやすく、かつ文字も読みやすいテロップが作成できます。
強調したい文字だけ大きくしたり色を変えたりするのもおすすめ!
テキストオブジェクトの基本的な使い方のページで解説していますが、AviUtlでは1つのテキストオブジェクトの中で1文字だけ大きくしたり色を変えたりといったことが出来ます。
ぜひ試してみてください。
オシャレで読みやすい字幕(テロップ)は、動きも大切
写真と字幕が、ただただ流れるだけのムービーは単調になりがち。
外部スクリプトを活用して、要所要所で動きをつけることでオシャレさがアップしますよ。
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