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AviUtlで画像が見切れてしまう原因と3つの対処法を解説

2023-05-06ムービー

AviUtlで大きな画像を読み込むと、拡大率を縮小しても見切れて表示されてしまうことがあります。

また、読み込んだ画像をドラッグで動かすと、画像がズレたような変な動きをし、全体が読み込まれないことがあります。

このページでは、そのような画像が切れてしまう原因と対処法を3つ解説しています。

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AviUtlで画像が見切れてしまう原因

AviUtlの読み込める画像サイズ設定画面

AviUtlではファイル環境設定システムの設定で読み込める画像サイズが設定されています。

この数値より大きな画像を読み込もうとすると、四隅が切れてしまう仕様です。

[元画像]

拡大率を小さくしても最大画像サイズ以上のものは見切れてしまう

設定ダイアログで拡大率をどんなに小さくしても切れた状態のまま…。

 

画像サイズの確認方法

ちなみに、画像のサイズはファイルを右クリックプロパティの詳細タブから確認することができます。

 

というわけで、どうすればいいかというと要はAviUtl画像サイズ ≧ 実際の画像サイズにすればいいわけです。

AviUtlで大きな画像を見切れないようにする方法

画像が見切れてしまう原因が分かったところで、続いてはどうしたら全体を読み込んでくれるのか。

その対処法になります。

対処法その1:システムの設定の画像サイズを変更する

AviUtlメニューバーからファイル→環境設定→システムの設定をクリック

AviUtl上部メニューバーのファイル環境設定システムの設定をクリック。

最大画像サイズを変更後、AviUtl再起動する

最大画像サイズを変更します。

2023年5月現在、私が使用しているiPhone SE(第2世代)の写真サイズは4032×3024ピクセル。

スマホだと縦に撮ることも多いので両方とも4032にしておくといいかもしれません。

先程と拡大率は同じだが、画像全体が読み込まれている

OKでウィンドウを閉じたら、AviUtlを再起動することで設定が反映されます。

最終的にDVDに焼く場合、動画のサイズは720×480になります。なのでシステムの画像サイズを4032まで上げるより、後述の画像そのものを小さくする方がパソコンの容量の節約にもなりますし、拡大縮小を使わないことで動画出力の速度もアップするのでおすすめです。

[参考]

 

対処法その2:画像そのものを小さくリサイズする

画像そのものを小さくリサイズすることでも、見切れるのを防ぐことが出来ます。

画像ファイルを右クリックしてペイントで開く

画像ファイルを右クリックプログラムから開くペイントをクリック。

ペイントのサイズ変更をクリック

イメージカテゴリの中のサイズ変更をクリック。

パーセントやピクセルを指定してサイズの変更が可能

パーセント指定/ピクセル指定でサイズの変更が可能です。

縦横比維持はチェック入れたままでお願いします。

AviUtlでF5を押すと、リサイズされた画像が反映される

リサイズして画像を上書き保存したら、AviUtlに戻って画像オブジェクトをクリックしてからキーボードのF5を押すとリサイズされた画像が反映されます。

 

ちなみに、ペイントで1つ1つリサイズするのが大変だと感じる方は、ウェブ上の画像リサイズ変更ツールがおすすめ。複数枚一括でリサイズできます。無料です。

 

対処法その3:スクリプト「ImageLoader_M」を活用する

システムの設定や画像の大きさを変えたくない場合は「ImageLoader_M」というスクリプトを活用します。

ダウンロードしたファイルを展開して

  • ImageLoader_M.dll
  • ImageLoader_M.obj

の2つをAviUtlフォルダscriptフォルダに入れます。

参考:AviUtlのおすすめスクリプトと追加方法

ImageLoader_Mを活用した画像読み込みサンプル

AviUtlを開いていたら一旦閉じて再起動し、カスタムオブジェクトを追加してImageLoader_Mを選択。

参照ボタンから画像を指定すればOKです。

カスタムオブジェクトですが、画像オブジェクト同様に様々なフィルタ効果がかけられます。

 

その他、AviUtlでよくある質問はこちら。

AviUtl