
【AviUtl】グラデーションがかった綺麗な星空背景【ウェディングムービー】
グラデーションのかかった綺麗な星空背景を、AviUtlで作成する方法を解説しています。
基本的な使い方はこちらのページへ。
AviUtlで作る グラデーションがかった綺麗な星空背景のサンプル
特に動きをつけてないので画像のみとなりますが、こちらが完成形です。
グラデーションがかった綺麗な星空背景 AviUtlでの作成方法
Step1. 図形オブジェクトで背景を配置する
まず夜空のベースとなる背景を配置します。
図形オブジェクトを挿入し、図形の種類を背景にすると全面がその色になります。
以下、設定ダイアログの設定項目です。フィルタ効果は設定順に並んでます。(省略している項目はデフォルトの数値)
- 標準描画
- 図形の種類:背景
- 色の設定:RGB (2, 9, 52)
Step2. 図形オブジェクトで四角形を配置する
図形オブジェクトを複数配置+ぼかしをかけて、多色グラデーションを作り出します。単色よりも空の色に深みが出るのでぜひぜひ。
今回は3色配置しました。あとに書いたものほどレイヤーが上です。
1色目。右側に薄紫色を配置。
- 標準描画
- X:335(動画サイズ720×480の場合)
- Y:360
- 透明度:40
- 回転:20
- サイズ:1500
- 縦横比:70
- ライン幅:1000
- 図形の種類:四角形
- 色の設定:RGB (249, 184, 255)
- ぼかし
- 範囲:400
2色目。左側に背景より少し明るめの紺色を配置。
- 標準描画
- X:-194
- Y:250
- 透明度:40
- 回転:-50
- サイズ:800
- 縦横比:70
- ライン幅:1000
- 図形の種類:四角形
- 色の設定:RGB (82, 83, 184)
- ぼかし
- 範囲:400
3色目。中央に白に近い水色を配置。発光させて更に明るくしてます。
発光のフィルタをかけると重くなるので、パソコンのスペックによっては、オブジェクトをコピーして下のレイヤーに配置+加算で合成をした方が軽いかもしれません。
- 標準描画
- X:14
- Y:-80
- 回転:20
- サイズ:500
- 縦横比:60
- 図形の種類:四角形
- 色の設定:RGB (196, 212, 255)
- 発光
- 強さ:110
- ノイズ
- 周期X:5
- 周期Y:5
- ぼかし
- 範囲:300
X・Y座標や色は一例として載せているだけなので、好きにいじってみてください。
Step3. 図形オブジェクトで雲を表現する
図形オブジェクトを配置。ノイズをかけて雲を表現します。
- 標準描画
- 図形の種類:背景
- 色の設定:RGB (20, 13, 62)
- ノイズ
- 周期X:0.5
- 周期Y:0.5
Step4. カスタムオブジェクトで星を配置する
カスタムオブジェクトを挿入します。設定ダイアログ左下のプルダウンから星を選択すると、一面に星空が広がります。
デフォルトだと奥から手前に動くようになってます。0にすると固定。
- 標準描画
- 速度:0
- 設定ボタン
- サイズ:15
Step5. おまけ:図形オブジェクトで丘を表現する
図形オブジェクトを挿入し、波形にしてちょっとした丘を表現します。
図形にラスターをかけただけだとギザギザして見るに堪えないので、縁取りTで滑らかな曲線へ。
- 標準描画
- X:87
- Y:302
- サイズ:900
- 縦横比:-80
- ライン幅:1000
- 図形の種類:四角形
- 色の設定:RGB (0, 0, 0)
- ラスター
- 横幅:17
- 高さ:600
- 周期:0
- 縦ラスター:チェック
- アニメーション効果(縁取りT)
- サイズ:5.0
- 境界ボカシ:5.0
フリー素材の木のシルエットを追加して、それっぽくなれば完成です。
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星空背景はエンドロールを自作される方におすすめです。しっとりとした曲と合わせて、プロフィールムービーに入りきらなかった今までお世話になった方たちとの思い出写真と一緒にいかがでしょうか。
写真をポラロイド写真風にするテクニックは別ページで解説しています。
その他の動画制作テクニックについては、まとめページをどうぞ。
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