AviUtlの基本的な使い方【新規作成~編集~保存出力まで・初心者のための入門編】

2019-07-09ムービー

AviUtlの基本的な使い方についての説明ページです。

導入(ダウンロード&設定)がまだの方は、導入方法のページをご覧ください。

 

動画編集は奥が深く、あれもこれも説明すると大変なことになってしまいます。

ですので、このページでは超基本的なことだけに絞って説明してます。

解説
解説
最低限、このページに書いてあることが出来るようになれば「音楽をバックにコメント付き画像が流れる、それなりのムービー」を作ることができますよ!
[目標]
音楽を流しつつ動画や画像の上に字幕を表示した編集データを、別ファイルに出力する

 

その他、ムービーに関するあれこれはまとめページをどうぞ。

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AviUtlの画面構成について

AviUtlの画面構成

  • メインウィンドウ:編集中に現在の状態が見れます。
  • タイムライン:ここで画像や音楽などを読み込み繋ぎ合わせます。画像や文字の表示時間もここで設定します。横軸が時間軸です。
  • 設定ダイアログ:タイムラインにあるものは全てオブジェクトと呼びます。そのオブジェクトを好きに配置したり拡大縮小したり回転したりするための設定画面です。
[メインウィンドウ以外が表示されていない場合]
  • タイムライン:設定拡張編集の設定で表示
  • 設定ダイアログ:タイムラインに適当なオブジェクトを追加(※)して、そのオブジェクトをダブルクリック(メインウィンドウでもタイムラインでもどちらでもOK)すると表示
    ※後述の「画像を表示・音楽や動画を再生」「文字を表示」の項を参照

 

動画作成前に:動画サイズを決める

まず、メインウィンドウの設定サイズの変更で数値を変更してください。

  • DVDの場合:720×480(16:9) または 640×480(4:3)
  • Blu-rayの場合:1920×1080(16:9)

で作成します。

アスペクト比 16:9と4:3

16:9または4:3とはスクリーンの縦横比のことです。

式場のスクリーンに合わせて作成しないと、映像が横に伸びたり縮んだり切れたりしてしまうことになります。

上映サイズとどちらのディスクで納品すればいいのかを、作成前に必ず式場に確認してください。

後から動画サイズを変更することもできますが、大変な労力を要します。最初が肝心です。

 

新規プロジェクトを作成

新しい動画を作成したいときは、新規プロジェクトの作成から始めます。

AviUtl・新規プロジェクトの作成

タイムラインを右クリック新規プロジェクトの作成を選択します。

[新規プロジェクトの作成ができない場合]
何らかのプロジェクトファイルを開いている場合、タイムラインを右クリックしても新規プロジェクトの作成という項目が表示されません。メインウィンドウ メニューバーのファイル閉じるでプロジェクトを一度閉じてから新規プロジェクトの作成を行ってください。

 

新規プロジェクトの作成・設定項目

新規プロジェクトの作成ダイアログが表示されますので、画像サイズ・フレームレート・音声レートを指定します。

画像サイズ・フレームレート・音声レートとは

画像サイズは編集時の画面の大きさです。

よくわからない場合は、「動画サイズを決める」の項で設定した動画サイズの数値にしておけばOK。

最終的に動画サイズで出力されるため、動画サイズ=画像サイズにしておけば深く考えずに済みます。

もし今後、画像サイズより大きい動画サイズを出力したくなった場合でも方法は色々とありますので、画像サイズはそれほど気にする必要はありません。

 

フレームレート、音声レートはデフォルトのままで大丈夫です。

ざっくり説明しますと、フレームレートは大きいほどムービーの動きが滑らかになり、音声レートは大きいほど音域が広がり音色が豊かになります。

無理に数値を上げるとパソコンに負担がかかり、カクカクして動画編集がしづらくなります。デフォルトの数値でも充分なので、いじる必要はありません。

 

画像を表示・音楽や動画を再生

メディアオブジェクトの追加(動画・画像・音声)

タイムラインを右クリックメディアオブジェクトの追加動画ファイル画像ファイル音声ファイルでオブジェクトを挿入します。

メディアファイルを参照

設定ダイアログの参照ファイルをクリックしファイルを選択することで、オブジェクトが読み込まれ表示・再生できるようになります。

画像の拡大縮小

画像が大きすぎたり小さすぎる場合は、拡大率を増減して調整しましょう。バーで調整することもできますし、数値を直接入力して指定することもできます。

 

オブジェクトの移動

何か変な位置に行っちゃった! という場合は、画像を左クリックで掴んでドラッグすることで簡単に移動可能です。X(横に移動)・Y(縦に移動)のバーや、数値の直接入力でも調整できます。

 

文字を表示(字幕の挿入)

メディアオブジェクトの追加(テキスト)

タイムラインを右クリックメディアオブジェクトの追加テキストで文字を表示できます。

表示する文字列は設定ダイアログで入力

表示する内容は設定ダイアログの一番下の枠内に入力します。

 

画像の上に文字を表示させたい場合(いわゆる字幕)は、タイムラインのLayer Xの数値が大きい方にテキストオブジェクトを配置してください。

レイヤー順による表示方法の違い

レイヤーの数字が大きいほど手前に表示されます。

解説
解説
とっても重要なので覚えてくださいね!

文字のオブジェクトより画像のオブジェクトが下に配置されていると、文字が見えなくなってしまいます。

[レイヤーとは]
レイヤーとは「層」という意味で、透明なフィルムがいくつも重なっているイメージです。
例えば上の左図なら透明なフィルム1に画像を貼り、透明なフィルム2に文字を貼っています。ペイント等で画像に直接文字を入れれば字幕ムービーはできますが、何かあったときに修正しづらいですよね。画像は画像、文字は文字、とレイヤーを分けておくことで、細かな状況にすぐ対応できます。
そうして、レイヤーを全て重ねた状態がメインウィンドウに表示されています。

 

文字の大きさを変更

文字サイズの変更

文字の大きさは、設定ダイアログのサイズで変更可能です。

サイズが小さいまま拡大率を上げた場合

拡大率でも大きさの変更ができますが、サイズが小さいまま拡大率だけを上げると文字が荒くなります。

 

テキストの挿入や使い方については、別ページで詳しく説明してますのでそちらもどうぞ。

 

オブジェクトの位置を調整

オブジェクトの位置の調整

オブジェクトは自由にドラッグすることができます。

タイムラインの目盛りについて

タイムラインの横の目盛りは開始時からの秒数です。オブジェクトは開始位置に合わせて配置します。

タイムラインの縮尺を変更

タイムライン左上の青い||||||をドラッグすることで、目盛りの縮尺を変更できます。

 

オブジェクトの表示時間の調整

オブジェクトの長さの意味

オブジェクトは、その長さが表示している時間を表しています。

オブジェクトの長さの変更方法

表示時間はオブジェクトの端を掴んでドラッグすると自由に長さを変えることが可能です。

時間を指定したい場合は、オブジェクトを右クリック長さの変更で秒数を指定できます。

 

プレビュー再生する

メインウィンドウでプレビューする際、よく使用する3つのボタン

AviUtl導入方法のページではシステムの設定で「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にチェックを入れることをおすすめしています。チェックオンするとメインウィンドウで動画をプレビューすることが出来るようになります。

 

AviUtlメインウィンドウの再生ボタン

再生ボタンです。現在のフレーム(タイムラインの赤い線)から再生が始まります。

 

AviUtl 1フレーム戻る・進むボタン

1フレーム戻る/進むボタンです。

新規プロジェクト作成の際、フレームレートを設定しましたね。

実は動画は細かいパラパラ漫画で成り立っています。フレームレートとは1秒間に表示する画像の量です。

つまり30fpsで作成したプロジェクトは、1秒間に30枚の画像が集まり動画を形成しているんです。1フレーム=0.5秒ということ。

このボタンは何に使うのかと言うと、音楽とオブジェクトの表示のタイミングを微調整する際に大活躍します。音楽にピタッとハマった動きをすると、動画のクオリティがアップしますよ。

シーンの切り替え(シーンチェンジ)

シーンチェンジ・クロスフェードのサンプル

画像を切り替えるときにちょっとしたエフェクトをかけると、一味違うムービーになります。上のサンプルはクロスフェードです。

このようなエフェクトがデフォルトで豊富に備わっているAviUtl。

フィルタオブジェクト・シーンチェンジの挿入方法

タイムラインを右クリックフィルタオブジェクトの追加シーンチェンジで簡単にかけられます。

シーンチェンジの設定ダイアログ

設定ダイアログでシーンチェンジの種類が選択できるので、色々と試してみるとと楽しいですよ。

フィルタオブジェクト・シーンチェンジの使い方

画像より下のレイヤーで、2つの画像にかかるように置くのがポイント。

 

プロジェクトの保存

動画編集は時間がかかります。プロジェクトを保存して、次回の作業を途中から再開できるようにしましょう。

ファイル編集プロジェクトの保存編集プロジェクトの上書きで保存ができます。

 

動画をmp4形式で出力

DVDに焼く前段階として、mp4という形式でファイルを出力する方法です。

ファイルプラグイン出力拡張 x264 出力(GUI) Exを選択。

ビデオ圧縮から設定画面を開く

名前を付けて保存ダイアログが表示されますので、ビデオ圧縮をクリック。

拡張x264出力(GUI)Exの設定画面

設定画面が表示されます。よく分からない単語がいっぱい並んでますが、プロファイルバランス高画質を選んでおくだけで、いい感じの設定値になります。

OKを押して保存ダイアログに戻り、ファイル名を入力して保存ボタンを押したら後は待つだけでmp4動画の完成です。

 

ここからDVDに焼く方法は、別ページで解説しています。