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結婚式ムービーの自作で差をつける! 成功の秘訣と注意点15個

2019-07-24ムービー

花嫁
花嫁
ウェディングムービーは何度か見たことあるけど、自作するのは初めて!
花婿
花婿
完成品を結婚式場に持ち込むまでに、どんなことに気を付けたらいいのかな?

初めてだらけの結婚式。右も左も分からないけれど、出来るだけ手作りで頑張りたい!

そんなお2人を応援する私が、ムービーを自作するにあたって注意すべき点をまとめました。

作る前の準備段階から納品まで、一連の流れでのポイントを1つ1つ説明していきます。

 

作成方法の全体を通した大まかな流れはDVDの作り方のページをどうぞ。

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結婚式のムービーを自作する前の注意点

結婚式場にムービーを持ち込む際の注意事項を書面でもらう

ウェディングムービーを自作することが決定したら、出来るだけ早い段階で結婚式場に自作の旨を伝えてください。

そしてムービーを持ち込む際の注意事項を確認してください。

可能であればその注意事項は書面でもらってください。

口頭のやりとりのみだと認識の食い違いがあったり、その場でメモしきれなかったり、いざ作ろうとしたら「これってどうだっけ? そもそも確認したっけ?」ということが出てきます。

それを防ぐためにも、紙でもメールでもいいので注意事項を文書で入手しておきましょう。結婚式場で用意しているものがあるはず。

ネットで調べて「大体の結婚式場はこれが主流」と書いてあっても、自分たちの式場がそうでない場合があります。

結局はその式場に合わせた映像ディスクを作成しないといけないので、最初に全て網羅したものを貰っておくのがベスト。

以降の項目で、結婚式場からの注意事項と被っている項目があると思いますが、それは必ず押さえなくてはいけない重要なことなんだと思ってください!

 

時間に余裕を持って作り始める

ウェディングムービーは比較的時間に余裕がある結婚式準備初期から作り始めましょう。出来れば成約と同時にスタートするのが理想的。

とみー
とみー
私は使い方を把握しているソフトで作り始めたのですが、それでもオープニングムービーとプロフィールムービー合わせて半年かかりました…凝り過ぎたのも原因ですが、とにかく時間がかかります!

まったくの初心者はソフトの使い方から始めるため、とてもじゃないですが1ヵ月やそこらでは完成させられません。

写真集めは成約前でも出来ますので、婚約直後に始めてもいいですね。アルバムを見返すのって楽しくて、思った以上に時間がかかります。

 

結婚式のムービーを自作する際の注意点

画面アスペクト比を結婚式場の映像機器に合わせる

アスペクト比 16:9と4:3

画面アスペクト比というものがあります。画面の縦横の比率です。画面アスペクト比により画面の大きさが異なります。

16:9か4:3かは結婚式場の映像設備によりますので、作成前に必ず確認しておきましょう。

式場設備に合わせて作成しないと、映像が横に伸びたり縮んだり切れたりしてしまいます。

 

ムービーの冒頭・末尾に5秒程度の黒画面を入れる

式場から指示されることがほとんどだとは思いますが、ムービーの冒頭と末尾に5秒程度の黒画面を入れましょう。

ディスクを入れてすぐ再生されると、結婚式場やゲストの準備が出来ていないことがありますので、実際に始まるまでに猶予が必要なんです。

 

映像の端っこは切れるのを前提に作成を!

上映時にカットされる範囲

作成時には全体が表示されていたのに、DVDにすると端が切れてしまいます。

これをオーバースキャンといい、画面端のゆがみやノイズを表示させないように自動的に5~15%ほど拡大して表示する映像機器の仕様です。

ムービーは端が切れることを考慮して作成する必要があるんです。

上の画像だと黒みがかった部分がNGゾーン。この位置に人物や文字を配置するとカットされてしまいますので、画面全体の90%に収まるように位置や拡大率を調整しましょう。

 

ムービーの長さは5~7分程度にする

ゲストが飽きずに見られる時間は5分~7分程度だと言われています。あまりに長いとゲストの集中力が続きません。

また、長すぎることによるデメリットがもう1つ。

最終チェックの段階で、自宅のDVDプレーヤーで再生したり式場の設備で再生したり、何度も何度も試写することになります。

花婿
花婿
同じ内容を、違う機器で繰り返し視聴するしんどさよ…

しかもチェック作業なので、ぼーっと見てるわけにもいかないという辛さ。

ムービーが長いと後々の自分の首を絞めるので、5~7分を大きく外れることがないような作成をおすすめします。

どんなに長くても10分は超えないように!

 

写真の表示時間は7秒が基本

写真の表示時間は1枚あたりおよそ7秒が適正と言われています。

これはゲストがしっかりと写真を認識し、余裕を持って文字も読め、でも飽きずに次の写真に移る最適な時間なんです。

選別しきれない場合は見せ方を工夫する

使いたい写真が多すぎて選別できない…というお悩みをお持ちの方もいらっしゃいますよね。

写真の表示枚数は1画面に1枚と決まっているわけではありません。画面を分割して2枚や4枚表示してもいいんです。

その際は、そのシーンの表示時間を少し長めに設定してくださいね。

 

文字は大きくはっきりと! おしゃれよりも読みやすさが大事!

大きなスクリーンで上映するとはいえ、表示方法によっては文字が読みづらい場合があります。

自分は何度も繰り返し見ているのですらすらと読めますが、ゲストは初めて視聴する状態。読むのにも時間がかかるので、なおさら大きくはっきりと表示する必要があるんです。

おしゃれな筆記体やフォントはイントロ部分くらいにしておきましょう。

 

オシャレと読みやすさを両立させる方法は字幕(テロップ)の作成方法のページのにて。

 

ゲストみんなが楽しめる内容にする

コメントの基本は誰が見ても分かる内容かつ楽しめる内容です。下ネタなんてもってのほか。そのときの出来事を知らない方にも分かるようなコメントが必須です。

みんなが楽しめる内容といえど、著作権を侵害するものはNG!

特にディズニーは厳しいので、映画の一部を改変して流す…なんてのは最悪訴えられます。

ディズニーランドに遊びに行った写真を使うのはOKです。

 

ちなみに、前後の写真にまたがって韻を踏むと、ちょっと笑いが取れる(かもしれない)のでおすすめ。

 

自作ムービーをDVDに焼く際の注意点

DVD-Video形式で書き込む

動画をDVDにする方法・図解

無料ソフトを使ってDVDを自作する場合、一度mp4という形式で動画を出力します。

mp4はパソコンでは再生できるので、それをそのままDVDに焼きたくなりますが、それはNGです! DVDプレーヤーで再生できないシロモノが完成します。

DVDプレーヤーで再生可能にするには、DVD-Video形式という形式に変換してから焼かないといけません。

 

ディスクはDVD-RなのかDVD-RWなのか

DVD-RとDVD-RWの違い

DVD-RとDVD-RWの違いを簡単に説明しますと、DVD-Rは1回のみ書き込みが可能、DVD-RWは約1000回書き込みや削除が可能、という差です。

どちらのディスクにすれば良いのかは結婚式場に必ず確認を。

また、家電量販店に足を運ぶと売り場に様々な種類のディスクが並べられていて何を買えばいいのか分からなくなりますが、データ用のDVD-R(またはDVD-RW)を購入すればOKです。

DVD-R/DVD-RWでも更に分類され、データ用と録画用と分かれています。録画用は地上デジタル放送の録画が可能。ウェディングムービーはデジタル放送ではありませんので、非対応の安いデータ用で問題ありません。

 

DVDにはメニュー画面(チャプターメニュー)を入れない

メニュー画面があるとディスクを入れるだけでは再生にならず、メニュー画面で停止状態になってしまいます。式場側の段取りがありますので、メニュー画面はなしで作成を。

メニュー画面の有無は動画をDVD-Video形式に変換する際につけるかどうか選択ができます。

もちろん、結婚式場からつける指示があった場合はそちらに従ってくださいね。

 

メニュー画面を入れないDVDの作成方法は、DVDStylerの使い方で解説しています。

 

ループ再生(リピート)させない

ムービーが終わった後の黒画面で再生を停止してくれるはずですが、万が一ということがあります。スタッフも人ですもの。

ループ再生の有無も、動画をDVD-Video形式に変換する際に選択ができます。

 

結婚式場にDVDを持ち込む前にパソコン以外で上映確認する

DVDに出来てもDVD-Video形式への変換や、DVDへの書き込みが失敗している可能性があります。

結婚式場で最終チェックを行う前に、自宅や実家等、ありとあらゆる映像機器を用いてチェックを済ませておきましょう。

DVDと映像機器との相性の問題もありますので、出来れば書き込みソフトや設定を変えて焼いたDVDを複数パターン用意しておくと良いです。

 

自分ではうまく焼けなかったときの解決方法の記事もありますので、詰んだときにご覧いただければ幸いです。

 

DVDディスクに情報を明記する

結婚式場にディスクを渡したら、あとは式場の管理です。ないとは思いますが、オープニングとプロフィールが入れ違ったり、他のカップルのDVDと入れ違う可能性は捨てきれません。

そのようなミスを防ぐために、DVDの盤面には以下の情報を記入しておきましょう。

  • 挙式日
  • 名前
  • ムービーの種類(オープニング/プロフィール/エンドロール)
  • 上映時間

 

まとめ:結婚式の自作ムービーは注意すべき点が多い!

  • 結婚式場に注意事項を書面でもらう
  • 可能であれば成約と同時に作り始める
  • 16:9か4:3か…結婚式場の映像機器に合わせたサイズで作成する
  • 冒頭・末尾に5秒程度の黒画面を入れる
  • 人物や文字を画面端に配置しない
  • どんなに長くても10分以内に収める
  • 1シーンの表示時間は7秒が基本
  • 文字はおしゃれさよりも読みやすさを重視
  • 見る側が温かい気持ちになれる内容にする
  • DVD-Video形式に変換して書き込む
  • DVD-RかDVD-RWか…種類はデータ用でOK
  • メニュー画面を入れない
  • ループ再生(リピート)させない
  • 家庭用DVDやゲーム機で再生確認をする
  • 入れ違いを防ぐために盤面に情報を記入する

注意点が多すぎるウェディングムービー。作成は一筋縄ではいきません。

でも苦労した分だけ節約効果はとっても大きいです!

初心者でも良い感じのムービーができるように、当ブログで解説・応援してますので一緒に頑張りましょう!

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