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【AviUtl】光がゆらぐイルミネーション風の背景【プロフィールムービー】

2019-10-27ムービー

ウェディングムービーを自作していると、1つ1つの写真の大きさの違いに困ることがあります。

  • 全体を収めようとすると、黒い背景が見えてしまう
  • 複数の写真を一気に配置したいが、隙間から黒い背景が見えてしまう

黒背景でもそれはそれで味がありますが、せっかく自作するなら一工夫したいですよね。

 

花婿
花婿
シンプルな背景なんてつまらない!

そんな「メインの写真を邪魔しない程度の、動きのある背景」が欲しい方のために、イルミネーション風背景の作成方法を解説しています。

 

基本的な使い方はこちらのページへ。

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AviUtlで作る 光がゆらぐイルミネーション風ムービーのサンプル

光がふわふわ動いたり大きくなったりします。イルミネーション風と書いてますが、今までの思い出をゆったりと視聴できるような優しさを目指しました。

光がゆらぐイルミネーション風ムービー AviUtlでの作成方法

Step1. 図形オブジェクトで背景を配置する

図形オブジェクトの設定ダイアログにて図形の種類で背景を選択

図形オブジェクトを追加し、設定ダイアログの図形の種類で背景を選択します。

グラデーションのフィルタ効果設定値

そのままグラデーションのフィルタ効果を追加し、幅の数値や開始色と終了色を設定します。

グラデーションの形状が線の場合、上部から開始されて下部で終了となります。

AviUtlのグラデーションフィルタサンプル

画像は720×480の動画サイズで、グラデーションの幅を650にするとこんな感じ。なめらかなグラデーションになります。

 

グラデーションの色味に迷っている方は、UiGradientsがおすすめ。

豊富なサンプルの中から、Show all gradientsでカラーの絞り込みができます。

 

またはグラデーションがかった綺麗な星空背景で作成しているように、いくつかのオブジェクトを組み合わせて深みのあるグラデーションにしてもいいですね。

 

Step2. 図形オブジェクトで円を配置する

イルミネーション風の光の元

続いてイルミネーション風の光となる円を配置します。

以下、設定ダイアログの設定項目です。フィルタ効果は設定順に並んでます。(省略している項目はデフォルトの数値)

  • 標準描画
    • 透明度:90
    • サイズ:250
    • ライン幅:1000
  • シャープ
    • 強さ:50
    • 範囲:5
  • 凸エッジ
    • 幅:5
  • グロー
    • 全てデフォルト値
  • 拡散光
    • 拡散:50

上記の設定どおりにすると、画像のような感じになります。

 

Step3. 光を増やして動かす

円のオブジェクトにアニメーション効果(ランダム明滅2)設定後

光の図形オブジェクトにアニメーション効果を追加します。

ここで使うのはさつきさんのスクリプトランダム明滅2です。(導入してない方は、AviUtlのおすすめスクリプトと追加方法を参考に導入してください)

  • アニメーション効果(ランダム明滅2)
    • 個数:20
    • 移動速度:80
    • パラメータ設定
      • 明滅最大[秒]:10
      • 明滅最小[秒]:4
      • 開始位置:3
      • X軸範囲[%]:100
      • Y軸範囲[%]:50
      • Z軸範囲[%]:100
      • 拡大縮小[-%]:20

 

イルミネーション風背景の手前に写真を配置したサンプルムービー

画像をポラロイド写真風にして、中の画像だけクロスフェードをかけてます。

ポラロイド写真風に加工する方法は、AviUtlで画像をポラロイド写真風にする方法のページで解説していますので参考にしてください。

 

時間が短いので写真が次から次へと切り替わって忙しく感じますが、秒数を長めに調整すると背景のゆらぐ光も相まって落ち着いた雰囲気に仕上がります。

あくまでサンプルですので、設定や色など、自分なりに色々いじってみてくださいね!

 

その他の動画制作テクニックについては、まとめページをどうぞ。

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